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中川 美紀 中川 美紀 職業:ビジネスアナリスト ソフトインテリジェンス塾 http://soft-intelligence.jp/
Twitter https://twitter.com/nakagawamiki

長野県長野市出身。
長野高校卒業後、東京学芸大学教育学部を経て、戦略系経営コンサルティング会社㈱XEED入社。アナリストとして様々なプロジェクトに従事。近年は特に、企業の人材育成やキャリアマネジメント、及びダイバーシティ推進など人事系の分野で活躍。大学生・転職希望者に対する適職実現の講演やセミナーでも好評を博している。

また、2007年に「東大生を中心とする大学生対象のリーダー育成プログラム、LIP(Leadership Incubation Program)」を立ち上げ、志と社会貢献意識をもつ学生達をメンバーに具体的なキャリア支援を行うと共に、2016年には地元長野市にて、働き方や生き方をともに考える女性の会「ソフトインテリジェンス塾」を主宰し、女性のキャリア支援に尽力中。
自身も一児の母であり、“仕事と子育てをともに楽しむこと”をモットーに、日々両立に励んでいる。

著書に「女性職の時代」(角川ONEテーマ新書)、「ワーク=ライフの時代」(ベスト新書)。

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美人は就職活動でも得をする?

2017/11/17
就職活動中の皆さんは、少しでも採用担当者の心証を良くしようと、履歴書を何度も書き直したり、面接の想定問答を作って何回も練習したりと、日々頑張っていることでしょう。
確かにそれは大事なことです。

でも、そんな涙ぐましい努力を一挙に吹き飛ばしてしまうインパクトで、採用に勝てる秘策があります。

ズバリ、それは“見た目”です。ぶっちゃけ、「顔採用」というのは、現実には存在しているのです。

あるテレビ番組で行われた面白い実験をご紹介します。
「容姿の良し悪しがどれだけ採用に影響するのかを検証する」というもの。
実際の企業の男性採用担当者3人に、4名の女性の面接をしてもらい、その内の2名に合格を出してもらうというものです。女性4名の内訳は、容姿端麗なプロのモデル2名と一般の女子大生2名。さらにモデルの方には、あえて知識や教養がないように見える受け答えをしてもらいます。

で、その結果は―。なんと、3人全員が2名のモデル女性を選んだのです。

ただ、このケースは、面接官が全て男性だったことが影響しているかもしれないと言うことで、(男性は本能的にキレイな女性が好きですよね。)さらに別の企業の3人(内訳は男性1人、女性2人)の採用担当者にも同じ面接を行ってもらうのですが、そこでもやはりみながモデル女性2名を指名したのでした。

ちなみに、この調査は男性(プロの男性モデル2名と一般の男子学生2名の計4名の中から2名を選ぶ)でも行われていて、その結果も女性の時と同様、男性モデル2名が面接官全員に選ばれていました。

実はこのことを裏付ける調査は他にもたくさんあります。
例えば、200名の新卒採用担当者に「正直なところ、見た目採用はあるか」という質問をしたところ、そのうちの140名、7割もの人がイエスと答えたという結果も出ています。
私自身の実感としても、採用現場で「結局、美人とイケメンは有利だな」と感じる場面は少なくありません。

いい悪い、意識してか無意識かは別にして、これが採用のリアルであり、人間の性(さが)だということでしょう。

ということは、です。この現実に目をつぶったら就職活動は上手くいかないということ。逆に言えば、他を捨ててでも外見を磨くことに徹して投資した方が、勝算が高いのです。

「そんなこと言われたって、自分は容姿端麗じゃないからもう無理じゃん」という声が聞こえてきそうです。

でも、大丈夫―。美貌は何も生まれ持った顔や体の造作だけの話ではなく、意識とテクニックでキレイに見せることはいくらでもできるからです。

次回、その辺りのリアルについてお伝えしたいと思います。
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