“ぶっちゃけ”企業はどういう人を求めてる?
就職活動中の方もすでに働いている方も、皆さんそれぞれに願いがあるでしょう。
希望する企業の内定がほしい、今の職場に長く勤めたい、やりがいのある仕事を任されたい…。
実は、そうした“働く側のホンネ”を叶えるための王道の法則があります。
それは、「まず“企業のホンネ”に応える」ということ。
自分がこうなりたい、ああしてほしい、と企業に求めるより先に、企業のニーズを満たそうとする姿勢が先決だ、という法則です。
お見合いを想像して頂くと分かりやすいでしょう。次男がいいとか、優しい性格が好みとか、年収400万円はないと嫌とか、皆さんパートナーに求める現実的なホンネってありますよね。
で、運よく理想の条件を満たす男性に巡り合えたとします。でも、その男性に選んでもらえるかどうかはまた別の話。何故ならその男性は男性で、料理上手がいいとか、若い女性が好みとか、はたまた痩せていないと嫌とか、生々しいホンネがあるからです。
働く現場も同じです。働く側と同じく企業は企業でホンネがあります。
従って、働く側と企業の双方のホンネや利害が一致しない限り、一方的に願いは叶わないし、長期的に良好な関係を築いていくことも難しいのです。
では企業のホンネ、“ぶっちゃけ”企業が求めている人材とはどういう人なのでしょう。
業種や業態、会社の歴史や風土によっても一概にはくくれませんが、でも、全ての企業に共通して言えることがあります。
それは、「企業にとって都合の良い人」。
例えば、急な残業にも対応してくれたり、他の人が嫌がるようなことも厭わずやってくれたり、とにかく会社都合で考えて仕事に取り組んでくれる人です。そうした人材はどの企業ものどから手がでるほど欲しいし、実際に多くの企業で重宝がられています。
日々競争に勝ち続けないと生き残れない厳しい宿命を負っている、それが企業です。だからこそ、働く側に求める企業の最大のホンネとは、分かりやすくいえば“無理を聞いてくれて、ともに戦ってくれる同志求む”なのでしょう。
自分の望みを叶えたいなら、まず企業の要求に応えようと努めること。
言ってみれば当たり前のことですが、でも意外にこれができないんですよね。逆にいうとこのことを意識して取り組めば、それだけで周りと比べて優位に立てることは間違いないでしょう。